英語の『未来形』といえば何を思いつきますか?
一般的に未来を表す表現といえば”will”が代表的ですよね。
また、”will”は”be going to”に言いかえられると中学英語で習ったのを覚えている方もいるかもしれません。
しかし、英語学習を続けていると”what are you doing this weekend?(今週末は何をしますか?)”のように現在進行形で未来を表現するフレーズに出会ったことはありませんか?
実はこの現在進行形も未来を表す表現の1つなのです。
「”will”と”be going to”だけでも難しいのに〜!」
と思ってしまいますが、3つの表現には明確なニュアンスの違いがあるので、しっかりと理解して使い分けることでネイティブのような表現ができるようになります。
未来を表す3つの表現”will”・”be going to”・”現在進行形”
英語で未来のことを表す一般的な文法表現は“will”・“be going to”・“現在進行形”の全部で3種類があります。
また、英語の未来形は「予定」・「予測」・「予想・意思」の3つの意味に分けられ、分類すると下記のようになります。
予定 | “現在進行形”・”be going to” |
---|---|
予測 | “be going to” |
予想・意思 | “will” |
これらの違いについてこれから解説していきます。
「予定」を表す英語の未来形
「予定」を表す”現在進行形”と”be going to”の違い
簡単に言ってしまうと、「予定」を表す”be going to”と”現在進行形”の違いは準備をしているかどうかという点にあります。
“現在進行形”を未来を表す表現として使うときは、基本的に予定されていて更に準備もされている未来についてのときです。
“be going to“は予定されているが、準備まではしていない予定のときに使います。
「予定」を表す”現在進行形”
クライアントとのアポイントや医者の予約など、予定が確定していて更に「準備」が整っている未来を表します(比較的近い未来の場合も使う)。
【例】
I’m having a meeting on Monday.
(月曜日にミーテングをする予定です。)
通常会議などが予定されている場合、参加者のスケジュール調整や会議室の予約など何らかの準備がされているので、この場合は”現在進行形”を用いています。
また、この予定が確定していて「準備」が整っている未来の場合には”will”を使うことはできないので、今まで未来の表現でいつも”will”を使っていた方は注意が必要です!
「予定」を表す”be going to”
来年の引っ越しや転勤のように、予定は決まっているがまだ準備はしていない未来を表します。
【例】
I’m going to move to China next year.
(来年中国に引っ越す予定です。)
例文の場合、来年に中国へ引っ越すことは決まっているが、まだ先のことなので準備や手配はしていない状態なため、”be going to”を用いて表現します。
「予定」を表す”be going to”と”現在進行形”の違いは、既に準備をしているのかがポイント!
現在進行形:予定されていて更に準備もされている未来
be going to:準備まではしていない未来の予定
「予測」を表す英語の未来形
「予測」を表す”be going to”
“be going to”は、未来の「(準備されていない)予定」だけでなく、未来の「予測」を表現することができます。
「予測」とは、今の状況から「予測」した場合に起こり得る未来のことを表します。
【例】
There are a lot of clouds.
(雲がたくさん出ています。)
↓
It is going to rain soon.
(すぐに雨が降るでしょう。)
例文のように、そのときの「雲が多い」という状況から、近い未来に「雨が降るだろう」ということを「予測」するときは”be going to”を用いましょう。
be going to:未来の「予測」を表現する
※「予測」とは、今の状況から判断して「予測」した場合に起こり得る未来のこと
「予想」と「意思」を表す英語の未来形
「予想」と「意思」を表す”will”
中学校で皆さんが一番最初に習う未来の表現”will”は、未来の出来事や状況を根拠があまりなく「予想」する場合と、未来に何かをすることを「今思いついて決めた!」という「意思」を表現する場合に用いられる表現です。
「予想」を表す”will”
「予想」を表す”will”は、未来について「信じていること」や「(根拠はなく)思っていること)」を表現するときに使います。
【例】
You will pass the final exam.
(あなたは最終試験に受かるんじゃないかな。)
話を聞いて「なんとなく試験に受かるだろうな」と、根拠なく思った未来の「予想」を表現するときは”will”を使います。
「意思」を表す”will”
“will”は、未来を「予想」するときだけでなく、未来にすることを「今思いついて決めた!」という「意思」を表現する場合にも使われます。
【例】
I will go to the movies tomorrow.
(明日は映画館に行こうかな。)
例文のように「なんとなく今思いついた」未来のことを表現したいときは、”be going to”や”現在進行形”ではなく、「意思」を表す”will”を使います。
will :「予想」と「意思」を表す
予想:未来について「信じていること」や「(根拠はなく)思っていること)」
意思:未来にすることを「今思いついて決めた!」とき
まとめ
いかがでしたか?英語の3つ未来の表現の使い分けは理解できたでしょうか。
慣れるまでは、「どれを使ったらいいんだっけ…!?」と混乱するかもしれませんが、少しずつ3つの未来形のニュアンスの違いを理解して、使い分けてみてくださいね。
実際の生活の中で様々な状況をイメージして例文を考えてみても勉強になりますよ!
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