英文法を学ぼう!

英語の品詞10種類をマスターしよう!特徴とルールを例文で徹底解説

英語の品詞ってなに?

本稿では、オンライン英会話教室SEKAImeの現役講師が
英語の品詞10種類の特徴とルールについて、例文を使って詳しく解説していきます。

そもそも英語の品詞ってなに?

品詞は英会話にも必要?

このように思っている方の疑問を解消していきます!

*最初に英文法の説明からしていますが、「今すぐ品詞について知りたいの!」という方は、品詞の説明から読んでも、もちろん問題ありません。

まず英文法とは

英文法とは簡単に言ってしまうと「単語の動かし方のルール」のことです。
ルールを知らずに、ゲームや試合は出来ないですよね!?

英会話に文法は必要?

・文法が出来なくても単語知っていれば英語を話せるって聞いたけど?

・とりあえず海外に行ってしまえば、話せるようになるんじゃない?

なんて人はいませんか?
結論を申し上げますと文法は英語を話す上で絶対に必要です!!!

英文法を勉強せず海外に行くのは、
サッカーのルールを知らない状態で試合に出るようなものです!
自然に英語が話せるようにはなりません。

文法の中でも重要なのは『文型』

英文法の中で最も重要で基本的なルールが『文型』です。
(サッカーで言うところの『ボールは手で触ってはいけない!』というもの)

『文型』とは文の形のパターンです。
実は英語話者は、このパターンをベースに英語を話しているだけなのです。

英語は『文型』がわかれば、意味を理解できる言語です!

つまり『文型』がわからなければ、意味は理解できない!

と言うことになります。

この『文型』をマスターするために、まずは「品詞」という概念から学習していきましょう。

品詞とは

まず品詞とは、単語の「属するグループ」のことです。

品詞が解る例文

例文を使って見てみましょう!
上の図は文中の単語を品詞によってグループ分けしたものです。

She[ 彼女 ]は代名詞、always[ いつも ]は副詞、eats[ 食べる ]は動詞、tasty[ 美味しい ]は形容詞、chocolate[ チョコ ]・candy[ 飴 ] ・park[ 公園 ]は名詞、and[ ~と ]は接続詞、in[ ~で ]は前置詞、the[ その ]は冠詞

このように分類することができます。

英単語は、文中で必ずどれかの品詞のグループに入ります。
「この単語は名詞」と予め決まっているものもあれば、副詞と形容詞の両方の意味があって、文中で置かれている位置によって判断される単語もあるのです。

英語の品詞10種類の一覧

品詞のグループは全部で10種類あります。

名詞 人や物の名前
代名詞 名詞の代わりに使われる
形容詞 名詞の性質・状態・数量などを具体的に説明する
副詞 1.名詞以外のものを具体的に説明する 2.程度、頻度、様子、場所など
動詞 動作を表す
助動詞 動詞を助ける働きをする
前置詞 完結した文と、足したい情報(時や場所、状態など)をくっつける接着剤
接続詞 文と文、語と語をくっつける
冠詞 名詞が特定のものか、不特定のものかを区別する
間投詞 話し手の感情や呼びかけなどを表す

特に名詞形容詞動詞の3つは特にしっかり覚えましょう!

品詞を8種類と書いているサイトも見かけますが、それは助動詞と冠詞を抜いた8種類です。SEKAImeでは、助動詞と冠詞も大切な品詞の概念だと考えているので10種類としています。

ではそれぞれ確認していきましょう!

1. 名詞

名詞とは人や物の名前のことです。

名詞イメージ

例》chocolate, candy, park, water, death, information….

日本語でいうと「__が」や「__を」をつけて成り立つものが名詞です。
英語では基本的にS(主語)・C(補語)・O(目的語・対象物)として使われます。

また人や物の名前と言いましたが、information[ 情報 ]のような抽象的で性質や状態を表すものや、death[ 死 ]のような動作が元となる概念的なものも名詞に入ります。

名詞について詳しく知りたい方はこちらをご参照下さい。
英語の名詞をマスターしよう!可算名詞・不可算名詞と名詞の位置を解説

2. 代名詞

代名詞とは名詞の代わりに使われるものです。
一度使われた名詞を繰り返し言うのを避けるために使われます。

例》・( Mari )is beautiful. → ( She )is beautiful.

・Yuta eats( oranges ). → Yuta eats ( them ).

学生時代に必死に覚えたこの表は、人を表す代名詞=人称代名詞の表となっています。
その他にもthis[ これ ], that[ あれ ]のような指示代名詞などもあります。

3. 形容詞

形容詞とは名詞の性質・状態・数量などを具体的に説明するものです。

例》 ・( 可愛い )女の子  = a( cute )girl

・彼女は( 美しい )= She is ( beautiful

美しい女性

日本語でいうと「__もの」「__人」とつけて成り立つものが形容詞です。

4. 副詞

副詞とは

  1. 名詞以外のものを具体的に説明する
  2. 程度、頻度、様子、場所など(比較的どこに置いてもいい)

上記の2タイプがあり、副詞の特徴としては、「なくても文章が成立する」ことです。

例》・Sara walks( beautifully ). = サラは( 美しく )歩く。
副詞の「beautifully」は、どんな風に歩くのかを表していて、なくても「サラは歩く」で文章は完結している。

・She( usually )eats apples. = 彼女は( たいてい )りんごを食べる。
副詞の「usually」はどれくらいの頻度で食べるかを表していて、なくても「彼女はりんごを食べる」で文章が完結している。

りんご

このように、より詳細な説明をしたいときに副詞を用います。

5. 動詞

動詞とは動作を表すもので、英語の核となる品詞です。
英語に大切な『文型』を理解するうえで非常に重要になります!

例》・彼はギターを( 弾きます )。= He( plays )the guitar.

・私は、彼の家を( 知っています )。= I( know )his house.

2種類の動詞

  1. playやrunのような動作動詞=動きのある動詞
  2. knowやbelieveのような状態動詞=動きのない状態を表す動詞

動作動詞は進行形〜ing[〜している]に出来ますが、状態動詞はそもそも[〜している]を表す動詞なので進行形〜ingには出来ません。

例》状態動詞 have [〜を持っている]を使って
「私には姉がいます」という文を作りたいとき

I have a sister. 

I am having a sister.  ×

6. 助動詞

助動詞とは動詞を助ける働きをするものです。

例》・私は英語を話すことが( できる )。 = I ( can ) speak English.

・明日は晴れ( だろう )。 = It ( will ) be sunny tomorrow.

この他にも、must[ 強制 ]、should[ 助言 ]、may[ 可能性・許可 ]などの助動詞があります。

助動詞は S + 助動詞 + V の場所に置く 

S(話し手)の判断や気持ちを表す

7. 前置詞

前置詞とは完結した文と、足したい情報(時や場所、状態など)をくっつける接着剤の役割をもつ品詞です。

例》・彼女は1985年( )生まれました。 = She was born( in )1985.

・その猫はソファ( の上で )寝ている。 = The cat is sleeping ( on )the sofa.

ソファで寝る猫

前置詞はコアのイメージで覚えることが重要です!

8. 接続詞

接続詞とは文と文、語と語をくっつけるものです。

例》文と文を繋げる例

私は怖かった( ので )叫んだ。 = I shoutedbecauseI was scared.

「I shouted.」と「I was scared.」の2つの文を、because[ なぜなら ]が繋いでいる。

語と語を繋げる例

彼女はりんごみかんが好きです。 = She likes applesandoranges.

applesとorangesの2つの単語をand[ …と ]が繋いでいる。

9. 冠詞

冠詞とは名詞が特定のものか、不特定のものかを区別する品詞です。
日本語では普段、気にすることのない概念ですが、英語は『数にこだわる』言語です!

冠詞のルール

不特定の名詞の前では a / an(数は必ず1つ)

特定の名詞の前では the(この世に1つだけのコレ)

例》私は( )を読みます。 = I read( a book ).

私は( 3冊の本 )を読みます。 = I read( three books ).

私は( その本 )を読みます。 = I read( the book ).

本を読む
冠詞について詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照下さい。
英語の冠詞をマスターしよう!a/anとtheの使い方のルールを解説

10. 間投詞

間投詞とは驚きや喜びなど話し手の感情や呼びかけを表すものです。
また、間投詞は文語的(書き言葉)ではなく、口語的な表現(話し言葉)で使われます。

例》・( いたっ! )ひざ、痛めちゃった。= ( Ouch ! )I hurt my knee.

・( わぁ! )それはすごい! = ( Wow ! )that’s great !

品詞のまとめ

本稿では、品詞について詳しく解説しました。

品詞とは一番基本的な英語の概念なので、英文法を勉強する上で最初に品詞を理解しておくと、後々の学習がとてもスムーズに進みます!

一緒に英語学習頑張りましょうね!
では、Have a nice day~!

 

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