「コンセント」や「パソコン」は、一見すると英語のように感じますが、実はこれら英語ではないのです!
「カタカナだし英語っぽいから言ってみよう!」と使っても、外国人には理解してもらえません。
海外へ行った際に、
「英語だと思って使った言葉が実は『和製英語』で伝わらなかった…」
という悲しい経験をしないためにも、日常でよく使っている和製英語は正しい英語を覚えておくと良いでしょう。
今日はそんな英語っぽいのに、実は伝わらない和製英語についてご説明していきます。
和製英語ってなに?
和製英語とは、日本語として使われている和製外来語の一つで、英語に似ている言葉なため、英語と勘違いして覚えている方も多いです。
実際に英語圏では別表現を用いる言葉なので理解されなかったり、全く別物として解釈されてしまうことがあります。
また、カタカナだからといって全てが英語由来とは限りません。例えば「アルバイト」はドイツ語が由来ですし、「カステラ」はポルトガル語からきています。
日常で使う和製英語10選
日ごろ、何気なく使っている和製英語を正しい英語と一緒にご紹介していきます!
「ええ〜!?これも英語じゃないの?」と驚く単語もあるかもしれませんね!
コンセント
日本では、壁に付いている電気の差し込み口を「コンセント」と言いますが、コンセントの英語の意味は、「同意」や「一致」という意味です。
アメリカ英語ではコンセントを「outlet」や「plug」、イギリス英語では「socket」や「power point」と表現します。
それぞれの単語のコアな意味としてはアメリカ英語の「outlet」は出口、「plug」は差し込み、イギリス英語の「socket」は受け口、「power point」は力点、という意味です。
アメリカでは出口と表現するのに対して、イギリスでは受け口と表現しているところは、同じ英語でも地域によって考え方が異なることがわかって面白いですよね。
パソコン
「パソコン」は英語で「laptop(ノートパソコン)」や「desktop(画面とキーボードがわかれているタイプ)」と言います。
また「personal computer」を略して「PC」と言うことも多いです。
トイレ
イギリスやオーストラリア、ニュージーランドでは、「toilet」は「トイレ」の意味で使われますが、アメリカでは「toilet」は便器そのものを指す言葉です。
通じないことはありませんが、アメリカ人からするとかなり違和感があると思います。
トイレの表現は、地域や設置場所によって様々な表現があります。
- bathroom(家庭にあるトイレ)
- restroom(レストランなどにあるトイレ)
- lavatory(公共トイレの丁寧な表現)
- washroom(主にカナダで使われる「お手洗い」に近いニュアンス)
などなどこちらで紹介した以外にも色々な言い方があるので、気になった方は調べてみて下さいね!
クレーム
英語の「claim」には「主張する、請求する」などの意味ですが、日本語で使われている「苦情」のニュアンスはありません。
日本語で使っているクレームに相当する言葉は「complaint」になります。
エアコン
「エアコン」は、英語の「air-conditioner」を短縮した和製英語です。
正しく「air-conditioner」と言わないと海外では通じません。ちなみに「air-conditioner」は「冷房」を差し、「暖房」の場合には「heater」を使います。
このように、日本語は英語を短縮した言葉が多く存在します。ミス(mistakeの短縮)やアポ(appointmentの短縮)なども英語を短縮して、和製英語として定着した言葉たちです。
ガソリンスタンド
「Gasoline」は確かに「ガソリン」を表わす英単語ですが、アメリカでは「gasoline」を「gas」と省略し、「gas station」と言うことが一般的です。
イギリスでは「ガソリン」の意味を持つ「petrol」を使って「petrol station」と言います。
(電子)レンジ
日本語で「レンジ」と言えば「電子レンジ」ですよね。「レンジでチンする」という表現が広く使われていると思います。
しかしこの「レンジ」は、実は『和製英語』!
英語の「range」は一般的に「範囲」や「領域」といった意味です。
では「電子レンジ」を意味する英単語は何なのかと言うと、「microwave」が正解になります。
電子レンジは「マイクロ波」と呼ばれる電波を通して物を温めるので「microwave」と呼ばれているのです。
ブラインドタッチ
キーボードを見ずに打つことを「ブラインドタッチ」と言った発想には、センスの良さを感じますが、これは残念ながら和製英語なのです。
正しい英語では「touch typing」と言います。
ホッチキス
「ホッチキス」は通じない和製英語の定番で、海外では面白いくらい通じません!
英語では「stapler」が正しいです。
そこで気になる「ホッチキス」の由来ですが、アメリカ人の”ホッチキスさん”がこの製品を発明したからだと言われています。
アルバイト
「アルバイト」は英語ではなくドイツ語のarbeitが語源です。
英語では「part-time job」と言います。
和製英語のまとめ
今日は日常に潜む和製英語についてご説明しました!
せっかく英語を話すチャンスがきても、単語を間違えて覚えていて伝わらなかったら勿体ないので、日常的に使っている和製英語には注意しましょう。
ですが、「和製英語をまとめて覚えよう!」と思っても、「丸暗記は大変だし、すぐに忘れちゃう…」ということになりやすいので、日々の勉強の中で、徐々に和製英語の正しい言い方を学んでいくのがオススメです!
そうすれば「この単語は和製英語だったのか!」というと驚きの感情と共に覚えていけるので、記憶に定着しやすいと思います。
ではでは、Have a nice day!
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